とある物書きの日常

さよならの準備が足りない。

字書きが自分の言葉を五十音順にひとつずつ並べて自分脳内辞典を作る

Twitterのあれ

 

 

【朝】どう足掻いても来るもの。または来ることを望まれていないもの。
イデア】ペファークーヘンのこと。
【羽化】少女が少女でなくなる際の変遷の呼び名。死。
【永久凍土】いつか失くなると推測されるがいつになるか決定的な予測がつかないもの。
【檻】膝を抱える場所。また、それらしく見える飾り。
【カエル】きみ。
【金魚】尾鰭の美しいものをさす。水槽の硝子の丸みに沿って泳げない個体からいなくなる。
【グリーンアイドモンスター】期待。
【系譜】伝染するもの。受け継がされるもの。
【恋】どうしようもないもの。やりきれないもの。大義名分。
【三角形】ありもしないもの。夢の比喩。
【白】色の一つ。絶望。
【スケッチブック】いつか閉じられるもの。二度と開かれないもの。
【背骨】多くあれと願われるもの。美しさの象徴。
ソーダ水】夏の終わりを連れてくるもの。転じて青春の幕引き。
【魂】刻まれるもの。また、灼きつけられるもの。名によって固定されるもの。
【血】呪い。
【爪】切りすぎると生活に支障を来すもの。簡単に奪えるもの。
【鉄塔】そこにあるもの。あらなければならないもの。
【毒】皿に乗っているもの。食べなければならないもの。美味なもの。
【ナイフ】呪いを解くための鍵。
【人間】扱いにこまるもの。絶滅危惧種
【抜け殻】過去のもの。また、生活をしているしるし。
【眠り】防御機能。また、繋ぎ合わせるもの。
【呪い】愛、もしくは愛と当人が言い張るものの軌跡。
【ハエ】きみが口にするもの。
【羊】すべてを食らうもの。
【踏切】境界。後戻りの出来ないもののたとえ。
【蛇】足のないもの。転じて、足が生える前に終わりにするという合図。
【星屑】果てにあるもの。なれのはて。願いを叶えるもの。燃えかす。
【瞼】人間の感情を投映されるための機構。外部から見たものと内部から見たものでは見え方が違う。
【湖の底】記憶の堆積場所。また、地獄への入り口。
【矛盾】いつか積み重なり崩れるもの。また、仮面の一種。
【目】鏡。あらわすもの。
【妄執】他人の理解を得られなくても良いと思うこと。
【揶揄】方舟に乗れないことに対する嘲り。
【有刺鉄線】正しさ。または正しさを固持する境界線のこと。
【拠】世界の果て。
【ラベルシール】成分表示。正しくカテゴライズするもの。レッテル。
【林檎】罪。または天秤に乗るもの。
【坩堝】そのうちに区別のつかなくなること。
檸檬】美しいもの。正しいもの。
【六月】どうしようもないもの。いつでも雨の降る空間のこと。
【わん】犬の鳴き声。また、それから転じて、服従の証。首輪。もしくはそれを逆手に取った皮肉。
【乎古止点】知らなければ何にも見えないもの。
【ん】喉のこすれる音。言葉にならなかったもの。相槌。肯定。

 

 

 

若干途中で飽きてる(ごめん)