とある物書きの日常

さよならの準備が足りない。

積み上げた塔が崩れていく

所詮その程度の知育玩具

私は未だ貴方へと

渡すブーケを作る陰気なデザイナー

 

「Paper Flower」米津玄師

 

 

何かいろいろあった時に結局自分が出来ることって創作しかないんだな、と思う。自分で自分の言葉にして何か言うのって難しいから何かしらの形を模索しているのかなあ、とか。その結果が創作ではあるが、だからと言ってすべてが排泄である訳でもないし、ああ、やっぱり小説書いてないともやもやしてしまう。書いているけれど。こんなことを打ちこむんだったら上の歌詞は運命複雑骨折の方が良かったかな。

手首がもうちょっとよくならないとガラスペンでもなんでも握るのに支障が出るっていうか、そもそもガラスペンは繊細なものなので…という気持ちで結局メモをするのにもカクノさんを使う日々です。いや使うのやめなよって感じではあるのですがやっぱりメモは溜まっていくし。あとこの間サイト更新してて思ったけど左の方が死んでたのはコピーアンドペーストの弊害…。なんかもっといい感じのものないかなあ、と思うのですがそうするとそれこそブログだったり支部だったり、Tumblrだったり何処ぞのレンタルサーバーであったりで今の体系を保つにはげきつよタグ職人になるしかないのでは? という気持ちにもなる。そして多分それは無理だ。だって興味があまりにもないので。もっとタグに興味があったらこの何年かでちゃんと成長したはずなので…そうですね…その辺とても素直ですね…。

人間は安全圏に入ったと認識すると昔の嫌なことを思い出して、もう今は安全なんだと思う作業をする、とかいうのを聞いたことがあるのですが、どうにもその時期というか波が来たというか。いや現実から目を逸らしていたいのもあるのだと思う。あまり現実はよくない。よくないがどうにもタイミングを逃し続けてしまったので何事もいい方向に向かうことを願うしかない。

そういえば夏コミおつかれさまでした。いろいろと大変だったようだけれど。コミケは一回サークルとして参加してみたい気持ちはあるものの、やはり人間の多い場所で長時間というのがもうハードル高いので無理そう。来年は五月になるらしいが五月でもきっと暑いだろうので今からいろんな対策を回して欲しい。

そういうイベントがあったあとなのでまた感想の話で盛り上がっているのを目にする。僕は特に何がなくとも書いてしまうのだが勿論褒められることは嬉しい。嬉しいが所詮他人の作品なので頑張って読まなくて良いとも思うし、特に僕は切り取ったようなものが好きでそういうものを書いている自覚があるので、余白がありすぎたりなさすぎたりの差が激しかったりであまり万人受けするものではないなという自覚がある。自覚があっても書いているし、それで自分は楽しいので満足している。昔に友人と話した時に「君の作品は良くも悪くも〝貴方と私〟なところがある」と言われて、なるほどそうであれば読者の入る隙というものが存在しなかったりするのかな、と思ったりもした。

でもまあ、そういう作風であることはそういう作風であることなので、それにあれこれ言われたり何故評価されないのかとか、他人に言われるのはちょっと違うなあ、と思う。僕の作品がそう評価されていないのは排他的な部分があるからだし、そういう作風であるからだし、別に本人は納得しているのだから突き回さないでくれという。これは上の安全圏のはなしと繋がるような繋がらないような。どうせ自分の好きなものを書くのだし、特別宣伝するようなことも得意ではないので放っておいてほしいなあ、という。多分言った人はニコ動とか支部の「もっと評価されるべき」みたいなタグのテンションで言ったのかもしれないけれど、まるで他人にそんなことを言われるのもなあ、と苦笑してしまったのも事実なので。エゴサしてた訳でもないのに自分へのこういう発言を見かけてしまうのってやりきれないな、と思ったりもした。ままならない。

別に感想は好きに抱けば良いと思うし、僕の作品を読んで気に入る・気に入らないも好きにしてくれたら良いと思う。昔から自分の思ってもいなかったものが人に刺さったりとかするのでそういうものなんだろうな、と思ってやっているところもあるし、ああこの話本当に面倒だな。書いている人(僕)と読んでいる人は別の人間で育ってきた背景も価値観もまるきり同じなものなんていないんだから、全部を理解出来る人間なんていないだろうに。だから理解出来なくてごめんなさい、とか言わなくても良いんだよ、と思う。思うけれども言うのも面倒で此処とかで吐き出して終わりにしてしまう。読み返して発見があったらそれはそれで楽しいことだろうし、読み返してもらえるほどに気になる場所とか気に入ったところがあったのであれば幸いだけれども、それはその時の気分にもよるだろうし、過剰に求めるものではないよなあ、と思う。

うん、文字にしても結局やっぱりままならないな、で終わってしまう。どうせ答えも着地点もない話なのだろう。ならやっぱり日記(一応日記)書いてる時間で小説なりなんなり書いた方が有意義だ。

でもとりあえず今日はもう寝る。昼寝したからってこんな時間まで起きているのはよくないと分かってはいる。