とある物書きの日常

さよならの準備が足りない。

檸檬


梶井基次郎がすきです 全集が欲しいです
全集の序文の広津和郎の所為でいろいろと死にました
そんな僕がにとさんに「丸善の記念万年筆に檸檬というのがあるよ」と教えられ
はなつかさんに「それよくオクに出てるよ」と教えてもらい
「じゃあ出たら呼んで」と放り投げたのが 5月23日のことです

そして6月に入ってすぐのこと
はなつかさん「すずくれさんが探してたのってこれだったっけ」
ちょっと心の準備が出来てなかったんですが二日で資金繰りに奔走し確保し予算を決めて挑むことに
当日はTLをお騒がせしてしまい申し訳ありませんでした
無事競り勝ててヨカッタです
終了十五分前に自動入札の意味を理解したすずくれさんがよく勝てたと思いましたよ

ということで本日檸檬がやって来ました
「何故なら…生まれてくる娘の名は…遠い昔にもう決めてあるのだから…」というノリで名前は「かじいくん」に決定していました
というかその他の名前をつける選択肢がありませんでした
持ち物に名前をつけるのは習性みたいなものなので気にしないでください
携帯にもパソコンにもギターにもついてます そういうものです

そういう訳でかじいくんを開けたりしめたりなんだりしてたんですが
もうなんか感動であんまり頭の良さそうなことが全然言えない状況です



外箱



中身



ちなみに昭和四十六年のなら持ってました(父上の
入っていたのは平成十年生まれです
暇なときに読み比べをしてみたいです
年代によってふりがなとか変わりますしね



お化粧箱



そういえば落としてる時は何も考えずにやってたんですがまさかの130周年の方で
気付いた時は大分興奮しました 140周年のはいいかな…って思います ラピタのもいいかな…



ペン先にも130
この辺で分かると思いますが 僕万年筆初心者です



とりあえず分解したらコンバーターが入ってた
生きてるか確認のため同封のインクを入れてみることに


しかし

でない。



カートリッジ口が多分こうなってる所為でどうにもペン先まで行かず
パーツさえあれば修理可能なのではというTL有志の希望の言葉に従い
只今親御さん(パイロット社)に修理可能かお問い合わせ中です
まあ中古品なので勿論覚悟はしてたし
使えなかったらそれは死んだかじいくん=文豪のかじいくんでは!?という回路をしているので
別にどうだとかはないのですが万年筆ってこんなとこ壊れるんですね…
個人的にはペン先潰す方が先かなと思ってました

親御さんから色よいお返事が返って来ることを願って
では今日はこの辺で(`・ω・´)ノシ