とある物書きの日常

さよならの準備が足りない。

帰ってきたヒトラー(下)


ということで宣言通り読みました



おもしろかった!

あらすじ
現代に蘇ったヒトラー
自殺した記憶のない彼は人々にヒトラーリスペクトな芸人だと思われ有名人に。
しかし現代においてそういうキャラで有名になるということは、
勿論有名税を支払うということでもあり…?

ヒトラーかわいいの一言に尽きる
菜食主義、煙草も吸わない、酒も飲まない、犬を大事にして云々かんぬんっていうのは
よくよくいろんな場所で見る話ですけれども
こうしてキャラとして立てられるとなかなか普通の人間に見えてくるのだからすごいなぁと思う
終わり方については今までが怒涛だった分 んー…?となってしまったけれども
まぁそうなるかな…?という納得としてはそこそこというやつ
もう一度読み返す前に歴史を少し調べたいかな〜と思いました

ヒトラーに関するこれまでの説明やアプローチや視点はどれもみな同じだった。
そして人々の多くは自分の精神衛生のため、彼を一種の怪物として解釈してきた。
だがそこには、人間アドルフ・ヒトラーに人を引きつける力があきらかにあったという視点が欠けている。
人々は、気の狂った男を選んだりしない。
人々は、自分にとって魅力的に見えたりすばらしいと思えたりする人物こそ選ぶはずだ」
(訳者あとがき より)


たしかになぁ、と。

いやぁでも本当にヒトラーかわいかった
真っ直ぐなキャラクターなので確かにこうだったら心惹かれるのだろうなぁとか
ふむふむ
続編とか出たら是非読みたい話ではあるけれどもまぁ出ないだろうなとは思っているよ!
まんぞく!