とある物書きの日常

さよならの準備が足りない。

月魚


ネタバレなしの感想とか本当に苦手なんだけれども
今思ったこととか書けたらいいなぁ あと読んだ本メモしとくところが欲しかった
ってな訳でカテゴリ増設




月魚 / 三浦しをん

前々から気になっていたのと
ちょど友人に文体とか感じが似てるっていわれたのと
フォロワーさんにおすすめされたのと で思わず買って読んでみた次第

「私が『報われない恋』に身を滅ぼすような人間に見えるか?」
「わからねえよ。もしかしたらそんなことになるかもしれんだろ」


そこそこ重たいテーマを扱っているはずなのにするする読めた印象
友人曰く「つるつるしているがテーマのおかげかふわふわはしてない」
なるほどなぁと思った
のどごしさわやかで例えるなら蕎麦っぽい作品だったなと思う
あと初っ端に首筋がどうの頬がどうのってある所為かかってにほも眼鏡がかかりそうになる 多分ちがう
後半にいくにつれて気にならなくなっていくのは慣れだったのかなぁ

あと奥付読むまでずっと「つきざかな」だと思っていました
「げつぎょ」だそうですね
タイトルの所為もあってか池の底からぼんやり眺めているような話でした